こんにちは。PFCです。
前回は3種類のトレンドについてご紹介しました。
なんとなくチャート図を見れば理解できそうなことであっても、
ちょっとの油断や勘違いで足元をすくわれることがあります。
どんな些細で簡単そうなことでも１つ１つ丁寧に押さえていきましょう！
そこで本日ご紹介するのは、「移動平均線」についてです。
★チャートを見る前の基礎知識３箇条～其の２～
移動平均線って何？
これは一定期間の平均価格を線でつないで、ジグザグに変動する値動きのぶれを慣らすことで、
価格トレンドの方向や強さをチェックするためのテクニカルチャートです。
色々あるテクニカル分析の中でも最もポピュラーなもので、基本的な分析手法になります。
初心者でもチャートを見やすくなります！
一定期間というのは、どういった基準で行えばいいのか悩まれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
基本的に5日、25日、75日が多く使用される傾向にあります。
例に挙げると、5日移動平均線とは、直近5日間の為替レートの終値の平均値の事を指しています。
そして25日の移動平均線を短期、75日の移動平均線を長期として、
短期の線が長期の線を下から上へクロスすることを「ゴールデン・クロス」と言います。
これは長期的な値動きに対して、短期的な値動きが強く上昇している場合に現れる”買い”のサインです。
その逆に、短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上から下へクロスすることを
「デッド・クロス」と言います。
これは長期的な値動きに対して、短期的に強く下落している場合に現れ、”売り”のサインです。
移動平均線の弱点は？
移動平均線はとてもシンプルに相場状況を把握できるツールとして親しまれています。
また前述のとおり、初心者の方でも理解しやすいので今後も利用されていく事でしょう。
しかし弱点もあります。
それは、価格変動に対して移動平均線の反応が遅れてしまい、シグナルの表示に必ずタイムラグが発生してしまうことです。
その為、移動平均線だけで相場の行方を予測するのは難しく、値動きの結果から相場状況がどう動いているかを確認する指標であるということを理解しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
この他にも様々なチャートが存在しますが、
まずはこの移動平均線についてしっかり押さえてみましょう！
是非、FXに興味関心をお持ちの方はPFCまでお気軽にお問い合わせください。
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